南海トラフ巨大地震が発生する確率はどれくらいなのでしょうか。
政府の地震調査委員会によると
今後50年以内に90%以上
今後30年以内に60~70%
今後20年以内に40~50%
今後10年以内に20%程度
ということです。
予測期間が10年単位なので
20%と言われると
「あ、そんなもんなんだ」と思っていいのか
「いつ来ておかしくないな」と思っていいのか
感覚がうまくつかめませんよね^^;
これはあくまで
過去の地震のデータを分析して
地震が発生した周期を元に割り出された確率ということで
あくまでも目安なんですね。
そして、大事なのは
この数字をどう見るかですよね。
この数字で危機感がわかなければ
準備もしないでしょうし
この数字の受け止め方によって
将来が変わってくるように思います。
そんな時に参考にしたい記事が
⇒こちら
20%の確率を
イチローの打率に例えているところがいいですよね。
20%の確率って
そう低くないように感じませんか?
明らかに宝くじに当たる確率より高い(苦笑)
そして
確率云々よりも
「今日来なければ明日来る確率が高くなる」というのが
地震発生に対して、もっとも的を得ている表現ではないでしょうか。
「地震の発生確率はあくまでもひとつの目安です。
たとえば、歴史に残っていない、
私たちが知らない地震がひとつでもあれば、数字はすぐ変わってしまう。
ただ、いずれにしても、ひとつ確かなことがあります。
それは、今日地震が起こらなければ、明日地震が起こる可能性は、今日より高くなるということです
(
引用)」
う~ん、ほんとうにそのとおりですね。
南海トラフ巨大地震がもし発生したら
「震源地から離れてるからいいや」なんて
のんびりと構えていられないほど
その後の被害は深刻だという予想が圧倒的です。
自分一人の力じゃとても
太刀打ち出来ないような状況です。
それでもひとりひとりが
地震に対しての対策を真剣に考え
来た時に備えるようになれば
その力は何十倍にもなります。
地震発生の確率にたいして
個人レベル、地域レベル、国レベルが
危機感を持って行動してほしいな、と思います。